からだの整備士さん

人生を楽しく生きて行く為に生活全ての場面でのからだのお手入れ方法を綴っていきます。

骨組み=骨

これは言葉にすると当たり前に聞こえますが、忘れちゃいけない大前提です。

 

飛行機がまっすぐ飛ぶためには左右のツバサの長さ、角度、強度が同じで無ければいけない。。と思ってます。

 

しかし、飛ぶにあたりエンジンや貨物、人の配置で重心が左右対象なんてありえない。

 

では、どうするか?

 

できる限り左右対象に近づけるか、非対称でも問題ないキャパに抑える。

もしくは非対称なのを見越して骨組みを作る。

 

できる限り対象に近づけるというのはよく耳にする骨盤矯正とか噛み合わせ調整、カイロプラクティックの分野ですね。

キャパ内に収めるというのは、非対称でも故障しないだけの骨を作り上げること。つまり骨自体を補強する為に栄養素は外的刺激を加えてあげる事です。

 

 

そして、ひとにとって1番有効なのは、左右非対称を見越してからだを作り上げること。

そもそも生きていく中で左右対象の動きなんてほとんどありません。箸もペンも利き手があって、ウチのトイレでお尻を拭くのだって決まった手ばかり。

 

なのに、からだの調子がわるくなれば

 

バランスが崩れている!

左右対象にしなきゃ!

 

なんて周りの声につられてそこを目指します。

 

確かに左右のズレを少なくすることは大事ですが、左右対象を望む必要はありません!

 

アナタの生活にあったあなたのからだか使いやすい仕様にカスタムオーダーすることが重要なんです。

 

だから、僕は痛む部位だけじゃなく日頃の生活や趣味、家族構成や悩みまでその人となりを聞き、その人の生活を想像しながらからだを整備していきます。

 

これからも沢山の人を整備して目標を持って大空に飛び立ってもらいたいです!

 

そしてその人仕様にカスタムオーダーされたからだは不思議と整って見え、それが正しい骨組みだと気付きます。

 

職業、年齢、性別もそれぞれな人と携わったからこそできる整備の仕方です。